土居町の観光情報

赤星山

 土居町は、四国のほぼ中央、愛媛県東部の瀬戸内海側に位置する四国中央市にあります。山あり、川あり、海ありと自然に囲まれた風光明媚な地域です。
 南には土居三山といわれる1500mを超える高峰(西から東赤石山、二ツ岳、赤星山)が連なり、多くの登山客が訪れています。赤石山系には五葉松が生育し、土居町では五葉松の盆栽が有名です。今では、海外にも輸出されており、この五葉松をインバウンドの観光資源にしようというプランを、地元の土居高等学校の生徒が考案し、第10回全国高等学校観光選手権大会訪日部門でグランプリを受賞しました。
 北には瀬戸内海が広がり、藤原海岸・蕪崎海岸では2月〜5月にかけて人気の潮干狩りが楽しめます。

河川敷寄せ太鼓

 平野部の中央を2級河川「関川」が流れており、エクロジャイトや石榴石など全国でも珍しい岩石や鉱物を採取できる四国では最大の鉱物産地でもあります。
 気候は瀬戸内海特有の温暖寡雨で、時折強風で名高い日本三大局地風「やまじ風」が吹くことがあります。そのやまじ風から名前をとったやまじ風公園内には風を象徴するモニュメント「風のホルン」が置かれています。他にも子供が楽しめる遊具が揃っており、中でも105mの長さがある「ローラーエクスプレス」と呼ばれるすべり台が迫力満点です!広場の周りを利用した1周750mのジョギングコースなども設けられていて、家族みんなで楽しむことができます。

 そのほかにも、小林一茶が訪れた入野村庄屋であった山中家のあとに作られた暁雨館(郷土資料館)、春には約210本の桜が咲き誇るすすきヶ原入野公園、秋には重さ約2tにもなる太鼓台を100名以上の担き夫が担ぎあげる土居町秋祭り。名産のさといもを使ったいもたきと様々な見所があります。